- どうじ
- I
どうじ【同事】同じ事。 同じ事柄。 また, 同然。 同様。II
「釈迦右衛門~にまはるべきと仰せ付られけると也/浮世草子・桜陰比事2」
どうじ【同字】同じ文字。 特に, 同じ漢字。IIIどうじ【同時】(1)時を同じくすること。(2)時代が同じであること。IVどうじ【同次】多項式において, 各項の次数が等しいこと。 斉次。Vどうじ【童子】(1)子供。(2)召し使いの少年。 特に貴人につき従って身の回りの世話などをする童形の者。(3)〔仏〕〔梵 Kumāra〕(ア)寺にいて, 八歳以上二〇歳未満で, 剃髪得度せず, 仏典学習のかたわら種々の雑務を行う者。 (イ)〔仏を法王というのに対してその王子の意で〕菩薩の別名。 (ウ)仏・菩薩などに従って雑役をつとめるもの。 不動明王に従う矜羯羅(コンガラ)・制吒迦(セイタカ)など。(4)能面の一。 童顔の神仙をあらわす男面。VIどうじ【道慈】(?-744) 奈良時代の僧。 大安寺流の祖。 大和の人。 701年入唐, 元康から三論を, 善無畏(ゼンムイ)から密教を学ぶ。 718年帰国, 大安寺に住し, 三論宗を宣揚した。
Japanese explanatory dictionaries. 2013.